2017年10月
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2017-10-31
う〜ん、いい天気というのに、大したことを進められないまま一日が終わる。首を痛めたせいが大きい。初めての症状。体には適わん・・。
橋本徹と丸山議員のゴタゴタや関連意見などをネットで見ていて、前からずっと考えていることだが、人間の土台ってどうやったら作ることができるのかが少しわかった気がする。いくら頭が良くても、土台がないとコケる。最低限必要なのは先輩へのリスペクト。そして自民党の凄さ、か。なるほどだ。
観音滝を上から見ると
2017-10-30
2週間も前になるが、我が郷土の名瀑「観音滝」に長男を連れて行った。

以前も家族で水遊びに行ったことをアップしたが、今回は趣向を変え、滝の上へ。近づいて行って・・、
上から見るとこんな感じ。
ギリギリまで近づく息子。ツルンと滑って落ちそうなのがスリル満点。そして安いカメラでピントが合わないのが残念感満点。
もちろん滝を正面切っては登れない。知る人ぞ知る、駐車場からの登り道があるのだ。といっても今は猟師以外で年に1人でも歩く人がいるのかどうか。私も少なくとも20年以上ぶりだった。
そして思い出せないのは、私はこの道を誰に聞いて知っているのか。親父だったかと今日聞いてみたが、違うという。う〜ん、思い出せん。
自分も行ってみたい!という人がいれば連れて行くから言っておくれ。ただ、道中に急な斜面をトラバースする箇所が多く、特に1ヵ所ほどかなり危ない場所がある。高所恐怖症の人はまずこの場所で進めなくなるだろうし、万が一滑った時の覚悟は必要。私も息子を見ていてひやひやした。まあ自分も子供の頃は友達らと行っていたわけで、何かあったら「事故」で片付けて、このくらいの「やんちゃ」というか「運試し」はあってもいいんじゃないか。
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2017-10-27
あさっての予報が突然雨マークに変わっただけで、実にドタバタ。冷や汗かきながら何とかやり切った。
そして、、息子らを迎えに行かねば。下の子が病み明けなんで、もうちょっと早めに迎えに行ってやりたかったんだが。
大豆の状況
2017-10-25


今年は早い。
携帯が繋がらない倉庫作業
2017-10-24
稲刈りが終わって一月が経つが、ようやくお米の調整ラインの掃除を終えた。三相動力の機械はとっくに掃除してあるが、それ以外と作業場自体の掃除はまだやっていなかったのだ。ちなみにコンバインはまだだ。
こういう掃除は暇を見てやることにしているが、もう一つ考慮しなければならないのが、この倉庫が山の中にあって携帯が通じないということだ。長時間にわたってここで作業をする場合は、急な電話がかかってこないという前提でやらねばならない。だからこの度ネタで言えば、出産前は当然無理だったし、出産後も上の子らの体調不良の連絡などが小学校や保育所などからかかってきたら対応ができないのでつい控えようということになる。だから普段だって、そういうことを考慮してこの倉庫での作業をしている。
今日は倉庫から下りてくると、着信が2件入っていた。急ぎの件でなかったので良かった。これまでには急ぎなのにと、叱られたこともあったが、もともと携帯なんかなかったんだから、いくらかは勘弁してもらいたい。気付いたらすぐにかけ直すから。
世の中がせっかちになりつつあるとは思うが、なかなか連絡が取れない人に対してはだんだん億劫になるのも事実。駆け出しの頃は、特に受注対策として携帯の対応をきちんとするようアドバイスを受け、ずいぶんと神経質にやっていた。おかげで鍛えられた気がする。
緑肥播種の愚痴
2017-10-23
待ってました。この週間天気予報を。さてと、あの11月繁忙期がまた来る。気合が入る一方で、思いっきりビビっている。
緑肥を、台風通過前に何とか蒔き終えた。今回は自家採りの種がほとんどだったので難儀をした。品種で言えば、多くが大麦系。こいつは形状が手持ちの目皿式播種機向けだから、種を調整してしまえば楽勝だと余裕をこいていたのに、粒が何やら大きいのでいつものパターンでは播種量が確保できない。それで各所の調整から挙句は目皿の改造までして、とりあえずはやり切ったという次第だ。
とりあえず、というのも、ちょっと播種量が多すぎたのが不満。10a当たり12kg程度で良かったんだが、17kgくらいになってしまった。おかげで来春使う予定のものがなくなってしまった。そしてあと10aで終わるというときに、播種量を少し減らす方法をひらめいたが後の祭り。来年同じ形状の粒になったら試してみたい。
うちのような栽培方法のゴボウ栽培は、ゴボウを作らない年の畑の管理が勝負だ。それは緑肥栽培でいいと考えているわけで、ここには力を入れたいところ。しかし市販の種には農薬がまぶしてあったり価格もバカにならない。だからと自分で育てて採った種は形状等が揃っていなくて播種機で蒔くのに不具合がある。それで困っている。
いっそのことバラ蒔きにすれば、播種機を使わずにすむ。そして畑にとってはバラ蒔きのメリットというのもある。しかしかつて試して、こりゃあないな、と。まず蒔くのが意外と大変。そして発芽が揃わずに後年のゴボウ作で雑草化して邪魔になることも。悩みぬいて、トータルで筋蒔きがいいという判断に落ち着いている。
ちょっと前まで、農薬をまぶしてなくて、かつ形状のいいエン麦が市販されてたのだが、これがなくなってしまった。もっと探すべきなのかもしれない。であれば金さえかければ楽にやれる。でも一番いいのはやっぱり自分で育てて採種することだろう。まだまだもがいてみたい。
この天気の悪さといったらどうだ
2017-10-19
近頃のこの天気といったらどうだ。10月といえばもっと天気のいい月である。意外と暑いなあ、という日がよくあるし、そろそろ一雨欲しいなあと思うことだってあるものだ。それが、手持ちの天気記録のある2007年以降では、唯一2013年のような天気の悪い10月になっている。
作型が固定した今のうちの経営にとって10月とは、秋まきゴボウの準備(深耕など)、緑肥播種、サトイモの収穫、田んぼの耕うん、などが主な作業である。しかしこの度は緑肥播種以外は何も出来ずにいる。この緑肥播種はあと残り60aほどまでこぎつけているが、そもそも今年は9月中に蒔こうと思っていたものが今に伸びているに過ぎない。
これから1週間の予報も、悪い。これでは10月中にやりたかったことのほとんどが出来ずじまいで、ひとたび晴れが続きだすとあらゆる作業が集中して、明らかに炎上したまま、第2の繁忙期の11月に突入しそうである。おまけにこの度は出荷作業でいくらか時間を取られてしまうので尚更だ。
凌ぎのカギは、とにもかくにも、秋まきゴボウの準備だ。トレンチャーは適期にかけるべし。畝は適期に立てるべし。ひと雨くれば容易に乾かない畑を前に、適期の見定めに集中だ。しかし意外とこれが難しい。焦りが判断を狂わせる。
これさえできれば大コケはない。それ以外のことは何とかだましだましやるのだ。そのために今、細かい作業を積み重ねている。雨続きといってもボーっとしている暇はない。「最後の作業機」導入思案にヤンマーの展示会にも行きたかったが無理だ。(かつては恒例だったのにもう何年も行っていない)。こうやって経営を作っている。農業経営者とはこういうものだ。たぶんそうなんじゃないかと思う。
県議は何をやっているのか
2017-10-17
選挙が近い。また隣の市では、市長選、市議選が終わったところだ。こんな時だからか、昨日、情けないと思うことが一つ。
お世話になっている市の職員さんから、昨年分の経営に係る資料の提供ができるかと問い合わせがあった。それが寄りによって目的のためにまったく意味のない資料。出所を聞くと、県経由の県議からの求めとのこと。
日頃から思っているが、県議はいったい何をしているのか。そんなトンチンカンのデータを欲しがって。自ら私らを回って、声や実状を聞かなければだめだ。農業経営とは素人が数値を見るだけで分かるような簡単なものではない。また県が把握しているかどうかを確認したかっただけだとしても、まずはあなたが聞いて回って、県の把握との齟齬でも確認すればいいだろうよ。
市議や県議は、市・県職員の仕事を邪魔するだけが能じゃないはず。彼らはみんな忙しいんだ。少しは考えろ。だから市議や県議の子守が大変だ、などと市・県職員から揶揄されるのだ。
尊敬する某前県議を見習ってもらいたい。選挙区も違うのに、何度でも、うちにもうち以外にも散々足を運んでおられたぞ。
どの県議さんかは分からないが、その県議に私の声を伝えてもらいたい、と市職員さんにお願いしておいたが、本当に伝わって欲しいと思う。
カブトムシの幼虫が大繁殖
2017-10-16
稲の育苗用の稲わら堆肥を作っているが、「1年もの」を切り返そうとして困った。カブトムシの幼虫が大量に湧いているのだ。推定で30匹だったが、今日見た限りでは100匹はいそうだ。しかも幼齢が進んでいて、みんなピンポン玉よりも一回り大きい
切り返すと、案の定、1匹潰してしまって戦意喪失。素手でそっとテミに移しながら切り返すのが一番マシかと思うが、それでも面倒でやる気が起きない。
切り返しの方はもう諦めるとして、心配なのは、来夏までこの稲わら堆肥の量が彼らにとって足りるのだろうかということ。カブトムシの幼虫はかなりの大食漢だ。この夏に息子らを連れてカブトムシを探し回っても、私らが子供の頃とは違ってなぜか1匹も見つからない(!)というご時世で、1匹でも多く成虫に孵って欲しい、そして息子らを喜ばせて欲しい、さらに友達らにも分けてあげたい、と考えているからなおさら、この幼虫の行く末を気にしたくなる。
そこで念のため、収穫したばかりの稲わらをこのように被せておくことにした。これは半分被せたところ。
カブトムシの幼虫はいくらか腐った稲わらしか食べないため、こうやって被せておけば下の方から少しずつジュクジュクしてきて春には彼らが食べられるくらいの腐り具合にならないだろうかと期待して。もちろんこの写真の量では足りないので、また天気の良い時に改めて被せようと思っている。
そして夏を過ぎてから、被せたワラを改めて分離して、それぞれに切り返しをするつもり。なんでこんなことを心配しなければならんかな、とも思うが、自然が部分的に見ればある意味で乏しくなってるのが原因だとは言えないか。私の子供の頃のように、登校時に街灯付近で必ず2〜3匹は見つかるというのなら、少々死んだってお構いなしに切り返しをするのだが。
とりあえず経営危機にはなっていない
2017-10-15
子供が生まれて2週間近くが経とうとしている。出荷最盛期につき、あれほど構えていた「過去最大級の経営危機」には、今のところなっていない。女房がしっかり段取りをしてくれていて、そこにいつも助けていただいているパートさんの協力があるからだ。
それと、ゴボウが不作で出荷作業自体が少ないということと、ちょうど今頃のゴボウの収穫作業が「ほぼ」ないということもある。これがもし昨年や一昨年のように採れていたらえらいことだった。減収は経営に即マイナスだが、今の経営状態と中長期の展望に基づけば、少々の減収には甘んじて体や気持ちの負担を減らす方が明らかに有利だろう。そう思って、この度の不作が結構ありがたい。
しかし前にも書いたが、それは大豆の豊作の予感があって一層心安らかになる。しかしその大豆だが、あれだけワサワサと茂りサヤがびっしり付きまくっていたものが、今年は葉が早々と落ち始めているので観察に入ると、サヤは多いが実の詰りが悪い。早々と落葉したところは実入りの良いサヤが一株の中にいくらもない。
う〜ん、これは不安だ。大豆はある意味で簡単で、ある意味で難しい作物。こうなることはこれまでの経験上でも十分ありの世界。洪水に遭ったと思ってジッと耐えるしかない。今年は前の大きな洪水から4年目だが、来なくてラッキーだったし。と思えることは洪水と共に歩む経営のおかげかなと、のん気に思ってみたりする。